口の中の宇宙

実体験だけ書いています

中学校の部活動中に前歯を折る大ケガ!その時、学校側の対応は?

calendar

私は中学時代バレーボール部に所属しており、部活動の真っ最中に歯を折るケガを負いました。
その痛みや救急外来での治療、セラミックの差し歯にしたもののサイズが合わず苦しんだ経験などを、過去二回にわたり綴っています。

しかしケガをした当日の記事に、学校側の人間が一人も登場しない点を不審に思った方は少なくないと思います。
いくら生徒の一瞬の不注意が原因のケガとはいえ、部活の顧問すら出てこないのは不自然ですよね。

この不信感を最も強く感じたのは、ほかでもない私の母でした。

 

スポンサーリンク

部活中に生徒がケガをした時の顧問の行動

私が中学校の体育館でケガをしたのは土曜日で、午後の練習中でした。

バレー部の顧問は英語教員でもあるO先生。
当時は部活中に生徒を叩くことも暴言をはくことも珍しくない時代で、O先生はその筆頭だったため、率直に言って生徒みんなに嫌われていました。
もともとごく一部の生徒を依怙贔屓するなど、教育者には向かない人間だったと思います。

私が転倒して歯を折ったことが分かるや、キャプテンがこの顧問を呼びに職員室に飛んで行きました。
しかし彼女は一人で戻って来ると言いました。
「今日は部活を休んでいいから、帰り支度をして職員室に来いだって…。」

まずこの状況で「休んでいい」という言葉の選び方。
“どんなケガをしても休ませない”という選択肢の存在が垣間見えます。
今では考えらないことですが、20年以上前はこのブラックさがまかり通っていました。

私の片方の前歯は完全に折れて神経が剥き出し、もう一方の歯にもヒビが入り、口内も切れて出血しています。
この状態で職員室に行きケガの状態を見せました。
「こりゃ病院だな。自分で親に電話しろ。

そう言われた私は母の職場に電話をかけ事情を話し、車で迎えに来てほしいと告げました。

私の知っている限り、これが顧問すなわち学校側の対応のすべてです。

 

実は校長室で起こっていたこと

このアクシデントに後日談があるのを聞いたのは、中学を卒業してからのことです。

部活動中にケガをしているのに、顧問から連絡が一切ないというのはどういうことかしら?
病院に連れて行くため学校に迎えに行っても、顧問は顔も出さなかったし。

そう疑問を抱いた母は後日学校に電話をかけ、校長室を訪ねたそうです。

感情的になることなくごく冷静に論理的な説明を求めたところ、顧問のO先生はかなり慌てたようでした。
しかしもっと驚いたのが良識ある校長先生で、顧問から私のケガがあったことさえ報告を受けていませんでした。

最終的には校長・教頭・顧問が三人並んで「申し訳ありませんでした。」と頭を下げたそうです。

ところが帰り際。
母は顧問の口からある言葉を聞き、耳を疑ったと言います。

「あの~、教育委員会には言わないでもらえませんか?」

…そんな情けない教員ほんとにいるのかよ、と思うのがまともな感覚なのでしょうが、O先生をよく知る者からすると「さもありなん」の一言です。

校長先生はその後、私の治り具合をずっと気にかけてくれていましたが、顧問からは一言もありませんでした。
「勝手にケガしやがって」というのが本音なのでしょう。

 

災害共済の給付は受けたのか?

学校の管理下で生徒がケガをした際には、日本スポーツ振興センターの災害共済給付制度を利用することができます。

部活動におけるケガはもちろん給付の対象ですし、校長からは「治療の費用はこちらで負担しますので」という申し出もあったそうです。

それなのに母はこれを利用しませんでした。

一つには保険のきかないセラミックの差し歯にしたのもあるそうですが、「正直、あの顧問の言葉を聞いて二度とかかわりたくないと思って」とこぼしていました。

実はこのことを聞いたのは大人になってからで、ふと(スポーツ保険を利用したのかなあ?)と思い浮かび母に聞いてみたところ判明しました。

しかし、もし体育の授業や部活動中にケガをしたなら、やはり給付制度は利用するにこしたことはないでしょう。
特に理不尽なケガならなおさらです。

保護者の方にはこちらのページが役に立つかもしれません。

この記事をシェアする

コメント

コメントはありません。

down コメントを残す




CAPTCHA