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食いしばりでマウスピース作成!かかった費用と歯科医のアドバイス

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過去3記事では中学時代に前歯を折ったケガとその後について書いてきましたが、今回はごく最近の口内事情のお話です。

多くの方も悩まれている噛みしめ・食いしばり
その症状や悩み、治療などについて体験談をまとめました。

 

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無意識だから怖い!私の食いしばり事情

食いしばりや極度の噛みしめは無意識のうちに行っているので、多くの人が自分では気付いていないそうです。
私自身もそうでした。

それどころか、食いしばりが要因で現れた症状をまったく別の問題と勘違いして歯科に行き、初めて認識したのです。
では、食いしばりの症状や弊害とは、いったいどのようなものなのでしょう?

 

食いしばりによる症状

私は今年の始め、左下の水平埋伏智歯(横向きの親知らず)の抜歯手術を受けました。
ちょうどその辺り、奥歯の根元に軽い痛みと違和感を覚え、数ヵ月経っても治まる気配がなかったため、歯科に相談に行った時のことです。

抜歯後に縫い合わせたところに、何か問題があるのではないか?
そんな心配を私はしていましたが、医師によると手術の痕はきれいで治りも早いとのこと。
歯周病も心配でしたが、検査してみると歯周ポケットは浅く、口内年齢はむしろ若いと言われました。

そこでレントゲン写真を撮ってみたところ、医師が「ここですね?」と痛みのある左奥歯の根本部分を指し示しました。
「ここに炎症が起きています。かなりの圧力がかかっていると思われます。」

詳しく説明すると、炎症を起こしていたのは歯根膜という部分。
歯根膜とは、歯とそれを支えている歯槽骨との間にある繊維性の組織で、歯に加えられる衝撃を緩和する働きを担っています。
つまり噛む際に歯ぐき間とのクッションになる部分が、圧に耐えられず傷んでいたのです。

「歯ぎしりか食いしばりのクセはありませんか?」

睡眠中のことなので100%ないとは言い切れませんが、家族や友人によるとギギギギと音を立てるような歯ぎしりは聞いたことがないそうです。

しかし「食いしばり」という言葉には私自身、ハッとするものがありました。
というのも仕事中、気付くといつも肩に力が入っており、上下の歯をきつく噛みしめていることが増えたからです。

「自然に口を閉じてみてください。上下の歯はくっついていますか?離れていますか?」
と医師に聞かれ、「ついています」と即答した私。
これも食いしばりや噛みしめの典型的な状態で、本来は口を閉じても上下の歯の間にはすき間ができているのが正常なのだそうです。

 

思い当たるクレンチングの原因

仕事中や睡眠中、きつく歯をぎゅーっと噛みしめることをクレンチングと言います。
この時に強い力がかかるのは口や顔だけではなく、体調にも影響を及ぼすそうで、私もそれを痛感しています。

私の場合、噛みしめはかつて人前に出る仕事をしていた時にはなかったことで、ケガで転職後、デスクワークをするようになって始まりました。
一日中座りっぱなしでパソコンに向き合うのは決して自然な状態ではありませんから、その姿勢や集中力を保つために余計な力が入るのでしょう。
実際、首と肩がこるだけではなく、こめかみから頬の筋肉が異常に疲れるし、頭痛も頻繁に起こります

食いしばりをするようになる要因が一つだけとは限りません。

実は入眠障害で、私は睡眠導入剤を飲まなければ平均1~2時間しか眠ることができません。
「眠らなければ」という強い焦りや、浅い眠りの中で感じるストレスも、食いしばりを悪化させていたと思います。

またこれは肩凝りがひどく整体に行った際に指摘されたことなのですが、
「小さい頃から歯を食いしばって我慢することが多かったんじゃない?」
と言われたことも思い出しました。

 

歯科医院での食いしばり治療

クレンチングによる私の歯ぐきの炎症は、まだ危険な状態ではありませんでした。
が、顎まわりが華奢で口も小さく、強すぎる圧力が続けばあっという間に深刻化する可能性があるそうです。
歯と歯ぐきはできる限り健康な状態を保ちたいので、すぐに治療を受けることにしました。

 

1.マウスピースの作成と費用

まずは上顎用のマウスピースを作り、睡眠時に装着することになりました。

ただし、マウスピースが食いしばり自体をなくすわけではありません。
マウスピースの役目は、あくまで歯の保護です。
常に上下の歯を噛みしめた状態だと、歯の表面のエナメル質がはがれ知覚過敏を引き起こすので、それを防止します。

初回は型をとり、そのおよそ一週間後にマウスピースを受け取りました。

こちらが実際に私が使用しているマウスピースで、受け取った日に新品の状態で撮影したので安心してご覧ください(笑)

上下ひっくり返しました。上顎用なので、この向きで装着します。

これはもっとも薄いマウスピースで、必要があれば厚いものを作ることになります。

このようなケースに入れて渡され、取扱説明書などはありませんでした。

ちなみにマウスピースを作った際の費用は、保険診療で5,700円でした。

 

2.日常的に食いしばりを軽減する方法

歯科医師によると、クレンチングは眠っている時のコントロールは難しくても、起きている間はある程度の意識づけで改善できるそうです。

「紙に書いて貼っておくのも効果的なんですよ。」
と言われた時はずいぶん古典的な対処法だなと思いましたが、無意識を”意識下”に持っていくには、確かにこのような気付きが大切ですよね。
たとえばデスク前、テレビの近くなど、よく目をやる場所に「食いしばらない」とペンで書いて貼っておくだけで痛みが軽減される患者さんもいるそうです。

また、仕事中も定期的に体の力を抜き、深呼吸したり軽いストレッチをしたりすると、たとえ食いしばっていてもその時間を短くすることができます。
私は閉じた口の中で上下の歯がくっついていないか、気をつけながら生活するようになりました。

 

まとめ

私はこれらの治療と日常生活の改善で、まずは歯の表面の痛みがなくなってきました。
摩擦があれば、やはり歯は削られます。
それを初期段階で食い止められたのは、今後の口腔ヘルスにとって大きいと思います。

またマウスピースをして眠るようになってから、朝起きた時の顎の緊張、疲労がかなり軽減されました。

噛みしめや食いしばり、歯ぎしりなどは自分でも気付かないうちに全身に負担をかけることもありますから、気付いたら早めに歯科医に相談することをお勧めします。

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