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激痛!前歯を折る大ケガ体験談~そのショックと痛み、歯科の救急処置

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小学6年生の時、学校代表として「よい歯のコンクール」に出場したマリエです。
しかしそれも今となっては、まるで前世のことのように遠く感じます。
中学時代に歯のケガをして以来、常に口の中に大きな悩みとストレスを抱えて生きてきたからです。

では、いったい何があったのか?

ケガ以外にも様々な口内問題がありましたが、何より人生に影響を及ぼしたのは前歯を折ったことです。

今回はこの歯牙破折と治療、その後の長年に渡る悩みについてお話したいと思います。
ポイントは、治療後も苦悩が続いたこと

その理由は、治療の失敗にありました。

 

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中学校の部活で前歯を折った時の状況

中学時代、私はバレーボール部に所属しており、その練習中に顔を打つアクシデントにあいました。

そのとき私たちは、二人一組で対人レシーブをしていました。
向き合ってトス→スパイク→レシーブをくり返す、とても基本的な練習です。

「ごめん、靴紐ほどけそうだからちょっと待って~。」
パス相手だったキャプテンがそう言って、ボールを脇に置いてしゃがみこみました。
そこで私は、ふと体育館の窓の外に目をやりました。
今日は空がきれいだなあ…

と、「いったよ!」の声。
慌てて意識をコート内に戻すと、とうに靴紐を結び終わった相手が私に向かってボールを放ったところでした。

ハッとしてボールの下に入ろうと一歩踏み出した瞬間です。
なぜか床に足をとられました。

次の瞬間には顔面に激痛が走り、私はうつ伏せに倒れたまま身動きすることもできませんでした。
なかなか起き上がらないので、チームメイトは最初、私がふざけていると思ったそうです。

しかしキャプテンの不安げな声に、みんなで息をのんだ様子が伝わってきました。
「ねえマリエ…これ、あんたの歯じゃない?もしかして、歯を折った?」

そうです。
床に顔から衝突した私は、前歯を真っ二つに折る大ケガをしていたのです。
直前までぼーっとしていたこと、両手はトスを上げるかたちで頭上に持って行っていたことが、顔面を完全に無防備にしていました。

キャプテンが私を抱き起し、苦痛に顔をゆがめている私の口を開かせ、言いました。
「大変!右の前歯が折れて、左の前歯にもヒビが入ってる…!

 

「注意一秒、怪我一生」とはまさにこのことですね。

でも、ほかの誰かと接触する事故じゃなかったのは不幸中の幸いです。
なぜなら、もし相手側に落ち度があったなら、その後の痛みやストレスを「○○のせい」とうらんでしまったかもしれないから。

この時は、このケガがもたらす苦悩がまさか20年以上も続くことになるとは、想像もできませんでした。

 

歯を折る痛みとショックとは

私が中学の部活中に歯を折った時、しばらくは顔全体への衝撃の強さと痛みで涙が止まりませんでした。
その激痛は、骨折の痛みと変わりません(骨折経験も二回あり)。悶絶です。
手で口元を押さえたまま、ひたすら肩で息をしていました。

そうしているうちに、「いったい私の顔はどうなってしまったのだろう?」という恐怖心がわき起こりました。
やっとの思いでトイレに行きおそるおそる鏡を見てみると、右上の前歯が中央付近で横に真っ二つに折れており、女子中学生としては視覚的なショックも相当なものでした。
「明日からどうしよう…」というのが最初に浮かんできたことです。
また左上の前歯には斜めにヒビが入っているのが確認でき、口の中を切ったようで血もにじんでいました。

口をゆすがなければと水飲み場に移動しましたが、水を含んだ瞬間はあまりの痛みに身悶えしました。
神経がむき出しになっていたので、水が思いきりしみるんです。

それどころか空気に触れるだけで激痛が脳天を貫くようで、口を開くだけでも地獄。
学校から母に電話をかけ、急きょ車で迎えに来てほしい旨を伝ましたが、うまく話せません。
制服に着替えるのも一苦労で、荷物はすべてキャプテンがまとめてくれました。
保健室で母を待つ間、顔全体の衝撃が和らいでくるにつれ、折れた歯の痛みがどんどん際立ってきておかしくなりそうでした。

私は小さい頃から我慢強い子だと言われてきましたが、前歯を二本もケガするとこのような状態です。
母が車で迎えに来てくれた頃には、消耗しきってもうボロボロでした。

 

ケガしたのは休日!歯を折った日の緊急処置

このアクシデントがあったのは土曜日の午後でした。
かかりつけの歯科医院はお休みで、救急で診てくれる総合病院の歯科に連れて行かれました。

先生が開口一番、「これは痛かったね。よく我慢した!」と言ってくれたのを覚えています。

それもそのはず、なんと次に出た言葉が「神経がぶら下がっています。」
そのショッキングな響きに、私は気が遠くなりそうでした。

緊急の処置として、完全に折れている右前歯はその日のうちに神経を抜いてもらいました。
亀裂が入っている左前歯に関しては、もともと歯並びがよくとても綺麗な歯だということで、そのまま残したほうがよいとアドバイスされました。

歯を折る痛みに比べたら、麻酔の注射なんて余裕です。
麻酔が効いて初めて人心地がついたような気さえしました。

差し歯をすることになるので、本来ならその日に型をとったりするのかもしれません。
が、かかりつけの歯科医院があり、そこは母の親友が開業しているところなので、応急処置だけで帰りました。

 

翌週からは右前歯が半分欠けたままの状態で、マスクをして登校です。
神経を抜いたのでもう鋭い痛みはなく、恥ずかしさも差し歯が入るまでの辛抱だと思っていました。
母の友人である女医さんは、私も子どもの頃から大好きだったので、何の心配もしていなかったのです。

しかし、まさかの結末が待っていました
詳しくは次の記事で書きますが、これから治療される方には同じような思いをしてほしくないので、ぜひご一読いただければと思います。

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